完全自動運転車だけになる未来はお断りしたい

ちょうど飲み会の席で、今後の自動車業界に関する話になった。

 

私と同僚(以下、D)と、コンサルティングを生業にする方(以下、C)。

 

C:少なくとも30年後には世の中自動運転だけの世界になると思うんだよね。自動車学校とか仕事がなくなるだろうと思う。

 

私:でも、事故した時に誰が責任とるか問題が残ってるし、結局乗っていた人が責任取るなら免許制度はなくならないのでは?

 

C:いや、最終的にはハンドルを握ることを禁止するような形になるだろうから、いらないと思うよ。

 

私:それっていざ故障とかなったらどうするの?

 

C:保険会社が故障した時の保証を行う保険を作る流れに向かってる。保険で賄える程度の故障発生確率まで落とし込めば実現できるはず。車のオーナーが保険料を払う方式だね。

 

私:・・・。なるほど。確かに今でも事故さえ起こさなければ保険会社が丸儲けだものね。人が運転してておこる事故と同じくらいの発生確率まで確率を低減すれば可能なのか。でも、世の中では長く車を使いたい人っているから、しばらくは混在する世界になるのでは?

 

C:ガソリン車の販売を規制するって方法で排除していくんじゃないかな。カリフォルニアでは2040年からはガソリン車の運転を不可ってするって聞いたし。まずは販売を禁止して、それから運転を禁止するんじゃないかな。

 

私:それって本当にするなら資産への補てんってどうするんだろう?

 

C:何もしないと思うよ。車って10年くらいでダメになるんだし、20年くらい余裕をもって方針を固めれば問題ないでしょ。

 

私:二輪って娯楽で乗る人が多いけど、そういうのはどうなるんだろう。二輪の自動化は聞かないし、そもそも大型二輪乗る人は運転を楽しむって趣味だから嫌うんじゃないかな。

 

C:それはそうかも。二輪だと雨風をもろに受けるから、自動運転システムの耐久性の問題が出てくるだろうし。でも、そうなると公道を走らさずに、サーキットみたいなところで遊んでくださいってなるんじゃないかな。

 

 

みたいな会話をしていました。

 

結論。ドライブが好きな私は完全自動化オンリーの車社会はノーサンキューってことです。運転を禁じるって、旅行を禁じるのと同じくらい、一部の人にとっては楽しみを奪われる行為なんじゃないか。

でも、歴史を見れば、江戸時代は公道で乗馬を楽しんでいたのかもしれないけど、今では乗馬クラブでしか乗れないってのもあるし、ありえないわけじゃないのかも。

 

30年後だとちょうど定年くらいだから、老後の楽しみを奪われるのかー。。。

実現してほしくないなぁ。